◆最終章「祈り」に対するツッコミ 〜突っ込みいれるなら今のうち〜 (2006年4月21日)
約18年の長きにわたり続いた「風の大陸」も、ようやく本編完結の運びとなりました。
まずは竹河さん、いのまたさんお疲れ様でした。
…という枕詞は置いておいて。
基本的に突っ込みドコロの多い最終回のようでございました。
ストーリーからキャラクターに至るまで、超辛口で突っ込ませて頂きたいと思います。
愛あればこその突っ込みですが、当サイトの基本事項「年齢制限・超辛口」ベースでございます。危険察知された方は回れ右をお薦めします。
キャラクター / ストーリー
▼キャラクター
前巻である第27部が出たのがちょうど一年前でしたので、薄ら覚えで登場人物に再会と相成りました。
人死にが出るかな〜(マンレイドあたり)と思っていたら、メインは全員無事でした。取り合えず全員生還オメデトウ。
では各キャラクターに対しての突っ込み、行きます。
・ティーエ(恥じらいは何処かに置いて来たらしい)
…オトナになりましたね(第一感想がコレか)。
段々と世俗に塗れて、他人を利用する事を覚え出した時には「人間進化はするものだ」と思っていましたが…やはり最終巻まで、彼はそのペースを貫きました。
ド根性青年ティーエ。ニッコリ笑って敵を抹殺。そんな暗黒オーラが出ているティーエが大好きです。
清浄過ぎるのは現実離れで、どうにも「肉体を持った人間」という感じがしませんでしたので。
そして更に突っ込ませて下さい。散々引っ張りに引っ張ったラブシーン。
あとちょっと…を何回繰り返しましたか。それを、いとも容易くあっさりと…「耳朶噛み」はドコで覚えたのか?
でも流石に、生贄前夜で一線を越える事は出来なかったようです。やると思ったのに、ちっ。(参照:ベルばら)
・ラクシ(愛してる〜あなたが死ねば私も死ぬわ!)
生命パワー大爆発!…と期待していたら、今回はひたすら「足手纏いちゃん」に…(涙)。
彼女は人質率が非常に高い。それで、その度にティーエが出頭する。君たち、学習能力というものがあるのか?とツッコミ。
今回、精神的にやられてしまって、非常に古典的かつ今でも良くあるパターンである、首吊りをしようとしますが、死に際に本音がポロリ。乙女だねぇ。
結局ティーエの精神体が励ましに来て難を逃れますが…その後も本音がポロポロ出て来ます。乙女モード全開です。恋する乙女は強かった。
任務終了のティーエに呼び掛けるところは、どう見ても脅しているように見えるのですが…気のせいでしょうか?
・ボイス(あと一歩でタコ殴り寸前)
「おっさんいつの間に!」(byヤンガス)ではありませんが、いつの間にこさえてたんでしょう、子供。
いや、それらしき描写はありましたけど…ボケかたが古典的で、悪いけれど笑いました。
「赤ん坊か」「誰の?」…マンレイドが寝ている間で良かったね(笑)。
しかし本当に新イタールに住み着くつもりなんでしょうか…想像の領域を超えました。あの戦士が、畑耕している姿はちょっと…想像出来ません。
・マンレイド(いつ気が付いたんでしょうか)
「あたしの中の命」発言で、もしや?と思っていたら案の定でした。
ティーエの見立てだと、2〜3ヶ月というところなのでしょうか。一応安定期なのか…でも、そんな身体でドタバタ戦闘に参加するのは、どうにも褒められたものではありません。
しかし、また刺されていましたね…背中と胸。それでも生還し、尚且つ流産しなかったのだから、鋼鉄の身体と褒め称えたいお姉様です。
このひとも、ちゃっかり新イタールに移り住む気満々のようです。
・バリカイ(いつの間にやら乗り換え完了)
死ぬ死ぬ言われたせいで、命拾いした人物です。しかし、今後どうすると訊かれたら、必ずと言って良い程「もう少し働いて引退して、居酒屋でも」と答えるのは何故なのか。
そんなに好きなんでしょうか、居酒屋…。
マンレイドに対する未練は綺麗に無くなったようで、ターリス姐さんにちょっかい掛けているようです。
意地でも陥として見せろ、バリカイ!敵は手強いぞ!
・ターリス(良いオンナは一味違うね)
出てないようでしっかり活躍してくれているお姐さんです。
医術の知識もある、ヴァユラ出身の女自由戦士。登場時からバリカイとくっつくか…と思っていたら、どうやらそのようです。
真っ赤になって照れていたようですが、悪い気はしてないご様子。やはり一緒に居酒屋をやるのでしょうか。
・ドラスウェルク(ドラちゃんと呼んでよ)
初登場時から見る影も無く幼児化した青年。最初「私」って言ってたんですよね…それが、「ぼく」。
ティーエの「心の友」第三号。その割にはしっかり忘れられている気の毒な人。
生贄台に括り付けられて、「ティーエ、来ないで」は、セリヌンティウスでしょうか?(ティーエはメロスか)
最後に拗ねている君は、最終巻におけるギャグ担当要員です。どう見ても。しかも微妙に「荷物」扱いされているし…ティーエ、配慮してやって(苦笑)。
・カリスウェン(大分髪が伸びました)
今回の出番は少しだけ。それでも登場、作者の意地を感じました(笑)。
ちなみにこの人は、ティーエの「心の友」第二号。(第一号はイルアデル)
このひとの出番はコレくらいがちょうど良いんですが…。
・レイトリン(その後お体は大丈夫ですか)
聖婚後もティーエに未練はあるようですが、この年頃のお嬢さんにスッパリ諦めろという方が無理というものです。
カリスウェンとも距離を置きがち…少々淋しくないですか?
それにしても、心臓の病は大丈夫だったんでしょうか。少し気になります。
・シルバ(わたしは王族だ!)
…えーと、本名はミシェル・ラブローさんですか?(by「銀の狼」宝塚歌劇団)
という冗談は置いておいて。ローダビア編になってから登場し、結局利害が一致すれば構わないという、一見策略家、その実はかなりアバウト王子に見えたのは私だけでしょうか。
癒しの力を持っている便利な人です。こういう人はさっさと出して下さい。
そんなアナタの渾名は「ベホマン」(ベホマスライムbyDQ4)。ベホマン教を布教しようとしている?といい、微妙に似ている気がしなくもないです(苦笑)。
・ケントウリ族の皆様(M78星雲から来たかと…)
文明が滅んで、他所の惑星に移住してきた「宇宙人」。しかし大陸の危機の元凶はアンタ達かい!とツッコミ。
ケイローンがティーエを育てたのは、どことなくゼノギアスのシタン(ヒュウガ)がフェイを育てた?のと似ているような。
▼ストーリー
今回書き下ろしという事で…紙面が白いような…気のせいでしょうね、多分。
一番の見所は、実は「ティーエがケントウリ族と言い合いをする」ところなのではないかと思いますが。
大地の上に生を享け、生きて行く者の主張と、他所からの移住者達の主張の食い違い。それでもケイローンはやはりティーエの育ての親だった、潔い。
取り合えずの大災害の危機は乗り越えられたようですが、これは近い未来に沈んでしまうのでしょうね。
アトランティスは沈んでナンボですから。しかし、ティーエ達の時代には、滅亡を食い止められたという事なのでしょう。
約1万2千年前の超古代文明のお話…そこに数百年の誤差があるのも、大いに有りだと思うのです。
天命尽きるその日まで、与えられた生を生き抜く事が、彼らにとっての義務であり、権利だと思うのです。
でも一言。
結局、身分の差の無い社会(=共和国の理念)はどうなったんでしょう?大陸の危機のせいで放置されているような気がするのですが…。
※最終兵器「皆の祈り」…テイルズオブリバースでも見た、マザー2でも見た、「祈りの力が世界を救う」。
「地脈を何とかするぞ!」「おう!」とか言われたらどうしようかと思いました(苦笑)。
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